プロの力を借りる

離婚調停といいますとすごく重いイメージがありますが、それほど堅苦しいものではありませんし、夫婦関係を調整してもらうために利用することもできるので、使うようによっては意味があります。必ずしも離婚調停というのは離婚するためだけにあるわけではないからです。離婚調停そのものの数は増加しますが、それでもほとんどの場合は協議離婚です。我が国では届け出だけで離婚できるので、そういった意味では欧米諸国の制度とは異なっています。もともとは離婚に寛容な国民性を持っていたようです。一番は二人で話し合って決めること、これが困難になってきたなら家庭裁判所を利用してみること、これが解決へのもっとも手っ取り早い道しるべです。

最初から弁護士を付けて離婚調停をしていく場合というのは、相手の不貞行為など重い原因があって、相手方に慰謝料などの請求をしていく場合やどうしても離婚したい場合など、本人に切迫した事情がある場合が多いようです。裁判例を見ても深刻な内容のものがたくさんあります。そういう場合訴訟手続きに関するプロフェッショナルである弁護士に依頼することで、コストはかかりますが、お任せする安心感があります。すぐには認められなくとも、そのままの状態が継続されればやはり夫婦関係の破たん状態を認めざるを得なくなることでしょう。相手方としても感情の冷めた夫婦生活は苦痛を伴うものだと思われます。ただ訴訟なりの戦術や戦略に先走りするのもどうかと思いますが、部分的にはそういう傾向もみられるようです。